8.14.2010

自然から学ぶ

NHKの朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』を毎日観てます。

漫画家、水木しげるさんの奥様が書いた自伝が原作のドラマです。

水木しげるさんは、戦争中南方で片腕を無くし、まさに腕一本で生きてきた人。

戦時中の、南方での体験で、本当の幸せとはなにか、本当の癒しとはなにかを得たと言います。

このドラマもなんともいえず、良い内容で、毎回胸を打ちます。


きのうの放送の中でもこんなステキなセリフがありました。


こどもは自然の中で遊ばせないといけいないと、家族で富士山麓の山荘を訪れた時の食事中の場面ですです。
いつも忙しくしていて食事中も資料や新聞をみている父に娘が聞きます。


「お父ちゃん、今日は新聞読まなくてもいいの?」

「そうだなぁ、あげなもんは見んでもええんだ。
生きるのに必要なことは、ちゃぁんと自然が教えてくれるけん、虫も動物も新聞は読まんもんな。」


そして、「妖怪なんていないもん」という娘に、自分の体験を話します。



「目に見えるものしか信じないというのはお父ちゃんは間違ってると思うな。
お化けも妖怪も、見えんけどおる。人間はそういう不思議なものたちに囲まれた中で生きてるんだぞ。」

そして、真っ暗な夜の暗闇を怖がる娘たちに、

「ほらみろ!お化けや妖怪を怖がってるのは信じてる証拠だ。」


家族の笑い声が食卓を包みます。



今までも何度もブログに書きましたが、わたしもハワイの大自然からたくさんのことを教わりました。

生きていくのに、本当に必要なこと。大切なこと。
本当の幸せとはなにか。
本当の癒しとはなにか。


あの大自然と、その中で生きてきたハワイアンの人たちの生活から、たくさんのことを教わりました。


水木しげるさんの言う通り、大自然はわたしたちにちゃぁんと教えてくれます。

どんな人にも平等に。
なんの差別もなく。

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